設立背景
BACKGROUND
美容師の使命は、
美を通してお客さまに豊かになっていただくことではないでしょうか?
お客さまに直接触れる美容師には、心地よい接客、豊かな感性、豊富な知識、トレンド情報、磨かれた技術、お客さまの声を聞く対話力に加え、日本人の美意識や倫理観など五感以上のものが必要とされています。
そして、それらを兼ね備えた美容師だけが、美を通した豊かさをお客さまに提供することができます。
そのためには、自己研鑽はもちろんですが、何より美容師自身が物心ともに豊かでなければなりません。
一方で、毎年、夢を抱いて美容の門をくぐる1万人以上の美容師には、厳しい現実が待ち受けていることも否定できません。
あらためて、美容師業界の資産は、美容師という‟人”であることを考える必要があります。
では、美容師が活躍できる環境とは?
現在の美容師業界には、多くの課題が存在しています。
多様化する雇用形態
都市と地方の格差
美容業界の構造
少子高齢化
労働環境
キャリアデザイン
ヘアサロンの事業継承
マーケティング
人材の育成と開発
リクルーティング
自己研鑽の環境
コンプライアンス
これら個々では解決できない課題を、美容師とヘアサロンが共同で解決する共同体が必要だと考えました。
また、どの業界もデジタル化の推進なしにこれからの発展は望めません。
美容師業界も例外ではなく、最先端のデジタルテクノロジーが諸々の課題を解決する糸口になると確信しています。
この度、一般社団法人デジタルサロン協会は、美容師を中心に、ヘアサロンとサプライヤーが一体となった業界団体として、業界を超えた有識者の方々から賛同をいただき、設立することになりました。